マリー・アントワネット
マリー・アントワネット観てきました~。
一言で感想を言うなら
「かわいい!!」
いやー、ワタシも女なのだと実感した次第です。ええ。
歴史的な背景や史実に忠実な内容では、
全くないです。
なので、実際の歴史の最後のような
シーンは出てきません。
マリー・アントワネットという1人の女性が
現代の女性から見たら、どう見えるんだろう?
的な映画です。
結構、「嫌な女」イメージが世間では強い
マリーですが、
実際はわからないしね。
こんなマリーが本当でもいいのじゃないかと思います。
実際には、あの時代になかった
デコレーションケーキやマカロンなんかも、
色鮮やかに演出小物として登場します。
音楽も普通に考えた”中世おふらんすイメージ”は
微塵にもありません。
仮面舞踏会のシーンすら、当時とは遠く離れた音楽が
流れます。ええ。
クラブを連想させるあの作り。
共感しやすい、イメージしやすい監督の配慮かな?と
ちょっと思いました。
パステルカラー嫌いのワタシも
思わず「かわいい」を連呼してしまうくらい、
衣装・美術・小物はステキでした~。
ソフィア・コッポラが監督だけに、
女性色のつよ~い感じですが、
娯楽作品としては、妄想に浸れて
とてもいいデキなんじゃないかな~と思いました。
ワタシは、世界史には明るくないので
あの時代のフランス王宮での、人々の生活は
あまり知らなかったんですけど、
やはり日本の大奥や、公家などと同じで
いろいろ、面倒なしきたりや儀式があったみたいですね~。
本物のベルサイユ宮殿で撮影されているから、
本当に、当時の生活が垣間見れる気がして
とても楽しかったです。
異世界トリップな大好きなワタシには
たまらん作品でした。
キルスティン・ダンストも好きだから
余計に楽しめました♪