気になる言葉
ここ数年、急に使われだした言葉のうち
どうしても気になるのが
スウィーツ(スイーツ)
すごく違和感があるのは、ワタシだけなのか?
かといって、
「○○の新作スウィーツ(スイーツ)、ちょーおいしいの」
とか、
「今日、お土産にスウィーツ(スイーツ)買って来たよ!」
とか、
実際に、「スウィーツ(スイーツ)」を日常会話で使っている人は
今のところ、幸運にも? お目にかかってはいない。
が。
普段、デパートやら、スーパーやら、コンビニやら、ファミレスやらで
ちょいちょい目に入ってくるのが とりあえず気になる。
(よく考えれば 上の文章もすごい日本語だが・・・)
もともと、雑誌が作り出す言葉が、ワタシはあまりスキではない。
例えば、
「艶男(アデオス)」「艶女(アデージョ)」 とかいう某紙の造語だとか
(今も使ってるのかな・・・)
「モテカワ服」 とやらの若者向け女性誌特有の略語だとか
(これはきっと、コピーの文字数制限から生まれた言葉なんだろうが・・・)
「マストアイテム」 などという和製英語?だとか
(マスト バイ だったら、まだいいのだけど・・・)
歳をとった証拠だと言われようが、なんだろうがスキじゃない。
というか、学生の頃からスキじゃなかったさ(笑)
でも、それらの言葉はあくまで雑誌の中だけで、
アイキャッチやら、インパクトを重視した表現であったりすることが多いでしょう?
日常生活には あまり入りこんでこない気がするのだけど?
それに対して、「スウィーツ」の侵食度はものすごい気がするのだ。
(自信がないので、あくまで「気がする」 笑 )
別に、新しい言葉が苦手なわけではない。
むしろ好きなものも多い。
言語とは変化していくものだろうし。
例えば、
「萌え」 (笑)
本来、日本古典的な意味合いとは、まるで違うが
「好き」 や「良い」
では表現できない、すごくいいニュアンスを持ってる言葉だと思う(笑)
ただ、
ただ、
スウィーツ(スイーツ)はなぜか、なぜだか許せない。
まず、和製英語だからだろうか?
そもそも、「SWEETS」って 英語だと 飴とかマシュマロとか、
甘いお菓子なはず。
でもって、
ポジションをとって変わられた 「デザート」がかわいそうな気もする。
以前なら「デザート特集」だったものも、今は「スウィーツ(スイーツ)特集」
デザートもガックシ。
デザートは本来「食後」を限定してしまうものだから?なのか?
それに付け加え
「スイーツ」 の 「イ」 が気に食わん。
しかも、ぱっと見 擬音に見えるしさ・・・。(そういえば、「ぱっと見」 は 口語? スラング? 笑)
なんだか気になるので、Wikipedia で検索してみた。
● スウィーツ
● スイーツ
● デザート
なんだ、違和感があるのはワタシだけじゃなかったんだ 笑
ちなみに、「萌え」についても見てみたい方は
ついでに、調べてみたら「艶男(アデオス)」「艶女(アデージョ)」のNIKITAは
今年の3月で休刊になったとか。
ちょこっと調べた感じだと、今年の1月号の時点で「艶女」は表紙で使われていた・・・。
むーん。
もしかしたら、違和感の原因は
「萌え」なんかは、ネット上などからの自然発生に対して
「スウィーツ(スイーツ)」などの、苦手な雑誌用語は「無理矢理作られた感」があるからかもしれないな・・・。
まあ、以前も書いたが「大人カタカナ語」も苦手だしね・・・。